活動報告

実技練習会「キソレン」7〜8回

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10月6日(火)及び10月21日(水)、実技練習会「キソレン」7,8回目を実施しました!

 

今回のテーマは「臥位での治療」です。

セラピストの触れ方、動かし方、立ち位置などちょっとしたことで、関節運動の範囲や抵抗感などに影響を与えることを、お互いに体感しました。

 

また、下肢から骨盤、脊柱、上肢へと動きが連動していく実技を実施しました。

臨床場面でも使うことが多いですが、今回は身体の連動性に気づいたり、動かしながら相手の反応や変化を感じ取れるようになる、ということを目的に行いました。

 

※換気、検温、マスク着用、前後の手洗いなど感染対策を実施しています。

 

一つ一つの実技の時間を長めに取ったこともあり、参加したセラピストは集中して取り組んでいました!

 

 

装具チーム昼休み勉強会8

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装具チームの昼休み勉強会8を実施しました。

今回は「脳画像の水平断面からみる」をテーマに前側索系と上行性網様体賦活系の神経経路を勉強しました。

リハ科 症例発表会

今回、新型コロナウイルス感染の最中、どの様な形式で開催するかを検討し、ZOOMを使用した複数会場の少人数参加形式で開催致しました。

2日間に分けて実施しました。

1日目(2020年9月25日 金曜日)

演題1 安定した食事摂取に向けて座位・移乗動作や介助方法が重要であった症例

演題2 自助具を用いて食事自力摂取を目指した頸髄損傷症例

演題3 在宅における過栄養・寝たきりの方に対してリハ栄養アプローチを行った症例

演題4 栄養からみた当院回復期病棟入院患者の状態とアプローチ強化に向けて

2日目(2020年9月29日 火曜日)

演題1 なぜ、目を閉じるのか?~食べられない理由を認知症から考える~

演題2 間質性肺炎に伴う安静時呼吸困難を認める症例~血液ガス検査から病態を予測する重要性~

演題3 脳梗塞を呈し、短下肢装具にて自宅復帰を目指した症例

演題4 認知症をもつ症例に対して行った、集団活動の観察と考察

演題5 失調症状の患者様にインソールを挿入し歩容が改善した症例

第3回 動作分析勉強会「立ち上がり」

立ち上がりの動作分析勉強会を行いました。

ディスカッションの内容を紹介させて頂きます。

○ハムストリングスで立っているというがなぜこうなるのか?

立ち上がりの際ハムストリングスの活動で膝は前方ではなく後方に引け、体幹が過度に前傾し体がクの字になる。足関節は底屈で突っ張り踵に体重がかかっていないなどの意見がありました。

○なぜハムストリングスを使用して立つのか?

痛みがあるから使いたくない人もいれば、運動コントロールの難易度を低くするためにワザとそうしている人もいる、機能不十分な人もいるなどの意見がありました。

○麻痺患者の典型的なパターンで動作(バックニ―・内反)を覚えるとなぜ良くないのか?
・二次的な問題へ波及する可能性を高める
・その後の歩行や立位動作への悪影響
・動きの自由度が狭まり環境が変わると動作ができない可能性を強める
・半球間抑制の観点から、脳の自然回復を阻害させないため、全人的な回復のため。

今回、個々に考えている事を共有する良い機会となりました。

実技練習会「キソレン」第5〜6回

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9/9(水)及び9/24(木)、臨床実技練習会「キソレン」5、6回目を実施しました。

今回のテーマは「片麻痺の理解・体験」です。

普段臨床で介入することの多い、脳血管疾患によって片麻痺を呈した患者さまが、ベッド上や座っている時に、どのような状態におかれているのか、その一部を自らの体で体験しました。

麻痺のある側に体重をかけにくい理由、麻痺のない側で力が抜けない理由を、ベッドから半身落ちそうになりながら体験しました。

患者さまが感じていることを、セラピストが同じように感じられる…。

そんなセラピストになりたいです。

※換気、検温、マスク着用、前後の手洗いなど感染対策を実施しています。

第2回 動作分析勉強会 「座位」

8月29日(土)に座位の動作分析について講義・ディスカッションを行いました。

○前方へのウエイトシフトに恐怖感のある患者へ座位で従重力的な姿勢コントロールを促通するための治療プログラムについてのディスカッションでは、

・前方に視覚的な安心を提供するのはどうか

・臥位で座位の状況を作り骨盤の運動を訓練するのはどうか

・上肢の重さが影響していそう。両手ワイピングで活性化するとどうか、下肢の荷重などの反応をみるのはどうか

・下肢の感覚がよいなら装具を外して荷重練習してみてはどうか

・骨盤の前傾から見てみる。

・クッションやテーブルを使用し、坐骨から大腿骨後面へのウエイトトランスファーや骨盤の前傾の運動を観る。

・非麻痺側でどこか落ち着く場所があるか。その場所からバランスを拡げていく等の意見がでました。視点や治療アイデアの共有ができました。

実技練習会「キソレン」3〜4回目

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8/8(土)及び8/26(水)、臨床実技練習会「キソレン」3、4回目を実施しました。

今回のテーマは「基本動作の誘導」です。

起き上がり、立ち上がり、歩行と、普段介入することの多いこれらの動作介助、誘導を練習しました。

重心移動の軌跡を感じ取り、相手の動きやすい方向へ誘導する…

リハビリで患者様の動作を引き出す為の基礎となる技術を、楽しく真剣に練習しました!

 

※検温、マスク着用、前後の手洗いなど感染対策を実施しています。